黒川氏“賭けマージャン”法務省調査結果
22日に辞職した東京高等検察庁の黒川弘務検事長が緊急事態宣言下で新聞記者らと賭けマージャンをしていた問題で、法務省が行った調査結果が公表されました。
法務省によりますと、黒川氏への調査は辻裕教事務次官が面談や電話で複数回にわたって聞き取る形で行われました。22日に公表された調査結果は、黒川氏が緊急事態宣言下の今月1日と13日に、記者の自宅で他の記者2人と賭けマージャンを行って、それぞれ1万円から2万円の金銭のやりとりがあったと認定しました。
帰宅の際には、記者が手配したハイヤーに同乗して、料金を払っていなかったということですが、黒川氏個人のために手配されたのではなく、記者が帰宅するハイヤーに同乗したものだとしています。
報告書は、黒川氏が約3年前から月1~2回程度、同じメンバーで賭けマージャンを行い、ハイヤーに同乗したことが認められるが、具体的な日付を特定しての事実の認定には至らなかったとしました。