丸1日暴風域…沖縄・宮古島 倒木や停電被害も
大型で再び「非常に強い」勢力となった台風11号は、東シナ海を北上しています。3日午後から丸1日、暴風域に入っていた宮古島では被害が出ています。
宮古島は3日午後から暴風域に入り、4日朝、最大瞬間風速40.1メートルを観測しました。
丸1日たった4日午後3時ごろ、暴風域からは抜けましたが、宮古島では午後も非常に激しい雨と風が続きました。
道路沿いでは大きな木が倒れ、電線に接触していたり、標識が倒れたりするなどの被害が確認されています。宮古島市によりますと、今のところけが人などはいないということです。
また沖縄電力によりますと、午後6時現在、宮古島市では3980戸が停電しています。
一方、最大瞬間風速30.7メートルを記録した沖縄本島の那覇市内では男女あわせて4人がケガをしました。89歳の女性は強風にあおられて転倒し頭を打つなどの重傷だということです。