IQOS“違法広告”に課徴金5億円超
フィリップ・モリス・ジャパンの加熱式たばこ「IQOS」の期間限定割り引きをうたった広告が実際と異なっていたとして、消費者庁は、過去最高となるおよそ5億5000万円の課徴金の支払いを命じました。
消費者庁によりますとたばこ販売大手のフィリップ・モリス・ジャパンは「IQOS」の店頭広告で、期間限定としていた割り引きを、実際はその期間を超えて続けていました。
消費者庁は、去年6月、こうした行為が景品表示法違反にあたるとして措置命令を出していましたが、24日、フィリップ・モリス・ジャパンに5億5274万円の課徴金の支払いを命じました。課徴金の制度開始以来、最も多い金額です。