偶然が重なり…公園の木から“水噴き出す” 富山市
富山市の公園にある木の幹から、水が噴き出しました。一体なぜこんな不可解な現象が起きたのでしょうか。
富山市の公園「富山県空港スポーツ緑地」にある一見、何の変哲もない1本の木。ところが、なんと木の幹から水が噴き出していました。
この珍しい現象に、「おしっこいっぱい出とる」と、子供たちも興味津々。木から出てくる水を触ったり、眺めたりしていました。
それにしても、一体なぜこんな不可解な現象が起きているのでしょうか。
富山県空港スポーツ緑地・管理事務所 長谷川暁信さん
「(水道管に)ヒビが入った所に、ちょうど木の内部に空洞があった。空洞の外側の横に穴が開いていた。いろんな偶然が重なって『奇跡的な現象』なんですね」
実は、木の根元の辺りを水道管が通っていたのです。水道の水が、木に入り込んで噴き出していたこの現象ですが、16日に水道管をつなぎ直す工事が行われ、噴出はストップしました。
今後の木の活用については、正式には決まっておらず、木の内部の状態などを確認する必要があるということです。