大牟田市で観測史上最大の雨 現地から中継
気象庁は6日午後4時30分、福岡、佐賀、長崎に大雨特別警報を発表しました。「ピークがいつになるか終わりが見えていない状況」とし、最大級の警戒を呼びかけています。福岡・大牟田市から現在の様子を中継で伝えます。
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福岡・大牟田市では、6日午後9時までの24時間で観測史上最大となる387ミリの雨が降りました。大牟田市や久留米市などで冠水が起きました。
また、福岡県添田町では、彦山川が一時氾濫しました。
7日夕方までに降る雨の量は、福岡県、佐賀県ともに、多いところで300ミリと予想されています。7日明け方にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に最大級の警戒が必要です。
大牟田市によりますと、高齢者やその家族から家や道路が冠水し、避難できないので助けてほしいといった要請が200件から300件あったということです。
6日午後11時現在、福岡県、佐賀県とも人的被害は確認されていません。