×

気象庁、大雨特別警報を警報に切り替え

2020年7月8日 12:47
気象庁、大雨特別警報を警報に切り替え

活発な梅雨前線によって、8日朝、岐阜県や長野県で集中豪雨が発生し、「警戒レベル5」の大雨特別警報が出ていました。気象庁は、「大雨の峠は越えた」として、警報に切り替えましたが、今後も土砂災害や川の氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

気象庁と国土交通省は合同で会見を行い、すでに氾濫している岐阜県の飛騨川に加えて、長野県を流れる信濃川水系の犀川なども、今後、氾濫する危険があると説明しました。一方、岐阜県を流れる木曽川は夕方にかけて増水するものの、氾濫の恐れはないということです。

気象庁は「大雨の峠は越えた」として、岐阜と長野の大雨特別警報を解除し、警報に切り替えましたが、梅雨前線は、10日ごろにかけて日本付近に停滞する見込みです。気象庁は、西日本から東北の広い範囲で大雨災害に厳重な警戒を続けるよう呼びかけています。