将来の月面探査見据え…“着陸拠点整備”小型ロボット実証実験 JAXAや東大など
月面着陸の拠点整備にむけて開発が進められている小型ロボットの実証実験が行われました。
6日、JAXAや東京大学などのプロジェクトチームは、将来の月面探査を見据え、宇宙船などの着陸拠点を整備するための小型ロボットの実証実験を公開しました。
実証実験は月面に見立てた会場で行われ、砂の硬さなどを調べたり、土の表面をローラーで平らに押し固めたりするロボットや、土のうを運び穴をふさぐロボットなどが作業する様子が披露されました。
また、砂の中に埋まっている石などを探し出し、除去するまでの動作をロボットに指示するAI技術なども紹介され、開発チームらは今後、政府が目指す2050年までの月面拠点の構築にむけて、ロボットの軽量化や技術開発をさらに進めていきたいとしています。