赤ちゃんにも意見がある?「ベビーサイン」で会話をしよう
まだ話すことができない赤ちゃんの意思をくみとる「ベビーサイン」が、いま根付き始めています。簡単な手話をベースに考えられたこのサイン。使い続けていくと、赤ちゃんも意味を理解し、意思疎通ができるようになるといいます。
◇
東京・世田谷区にある子育てを応援するためのサロン「みひかるサロン」では、先生が言葉にあわせて、手話のような動き、「ベビーサイン」をしていました。
池田匠美先生
「(両手をにぎって)これが『お友達』というサインです」
「(両手の指先をあわせて)これが『もっと』です」
会話の中で親が「ベビーサイン」を見せていくと、赤ちゃんが意味を理解して自分でも使うようになり、意思疎通ができるようになるといいます。
生後10か月の赤ちゃんは、お皿に何も残ってないことを確認すると、「(お皿に何も)ないね」という話しかけに、両手をつんつんと合わせて「もっと」のサインをしました。
赤ちゃんは「もっと食べたい」「おかわり!」と伝えていたのです。
◇
簡単な手話をベースに考えられたベビーサイン。教室では様々なベビーサインを教えていました。両手で胸をたたく「ヘルプ」のサイン。投げキッスのような動作の「ありがとう」のサインーーー。
赤ちゃんにとってベビーサインは「言葉」です。意思が伝わるとうれしくなり、表現するようになるといいます。
9か月の双子のお母さん
「おなかが空いたら(サインで)“オッパイ”ってやるようになったので、おなかが空いたんだってわかるようになりました」
1歳3か月の子どものお母さん
「(子どもの意思を)くみ取ってあげたいなというのをより思うようになりました」
赤ちゃんにも自分の考えがあると実感した親は、それを尊重し、無理強いをしなくなるなど、“親子の関係が変わる”ということです。
ベビーサイン・池田匠美先生
「(生後)10か月ぐらいからは、赤ちゃんはもう決める意思があります」
「0歳からベビーサインをやってると、『(親が子どもに)どっちにしますか?』って聞く意識が基本的に積み重なるんですね」
赤ちゃんの意見を聞こう、という姿勢が根付き始めています。
◇
5月5日は「日テレ系こどもday」。こどもも、おとなも生きやすい社会のためのヒントや取り組みを取材して、いっしょにつくるミライを考えます。
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東京・世田谷区にある子育てを応援するためのサロン「みひかるサロン」では、先生が言葉にあわせて、手話のような動き、「ベビーサイン」をしていました。
池田匠美先生
「(両手をにぎって)これが『お友達』というサインです」
「(両手の指先をあわせて)これが『もっと』です」
会話の中で親が「ベビーサイン」を見せていくと、赤ちゃんが意味を理解して自分でも使うようになり、意思疎通ができるようになるといいます。
生後10か月の赤ちゃんは、お皿に何も残ってないことを確認すると、「(お皿に何も)ないね」という話しかけに、両手をつんつんと合わせて「もっと」のサインをしました。
赤ちゃんは「もっと食べたい」「おかわり!」と伝えていたのです。
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簡単な手話をベースに考えられたベビーサイン。教室では様々なベビーサインを教えていました。両手で胸をたたく「ヘルプ」のサイン。投げキッスのような動作の「ありがとう」のサインーーー。
赤ちゃんにとってベビーサインは「言葉」です。意思が伝わるとうれしくなり、表現するようになるといいます。
9か月の双子のお母さん
「おなかが空いたら(サインで)“オッパイ”ってやるようになったので、おなかが空いたんだってわかるようになりました」
1歳3か月の子どものお母さん
「(子どもの意思を)くみ取ってあげたいなというのをより思うようになりました」
赤ちゃんにも自分の考えがあると実感した親は、それを尊重し、無理強いをしなくなるなど、“親子の関係が変わる”ということです。
ベビーサイン・池田匠美先生
「(生後)10か月ぐらいからは、赤ちゃんはもう決める意思があります」
「0歳からベビーサインをやってると、『(親が子どもに)どっちにしますか?』って聞く意識が基本的に積み重なるんですね」
赤ちゃんの意見を聞こう、という姿勢が根付き始めています。
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5月5日は「日テレ系こどもday」。こどもも、おとなも生きやすい社会のためのヒントや取り組みを取材して、いっしょにつくるミライを考えます。