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小中学生対象に“近視”実態調査 学年上がるにつれ裸眼視力1.0未満の児童割合は増加傾向

2022年6月23日 19:33

文部科学省が初めて、小中学生を対象とする近視の実態調査を行いました。

近視の実態調査の実施は文科省として初めてで、29校の小中学校、約8600人の児童を対象として行われました。

調査の結果、裸眼視力が1.0未満の児童の割合は、小学生で32.9%、中学生で54.7%と、学年が上がるにつれて増加傾向にあることが分かりました。また、中学校3年生では、裸眼視力が0.3未満の生徒が約3割を占めていたということです。

文部科学省は今回の調査結果を受けて、早い段階から目の健康に配慮することが重要だとして、スマートフォンやタブレットなどを使う際は画面から目を30センチ以上離すことや、30分に1回は20秒以上遠くを見るなど、注意事項を周知していきたいとしています。

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