立体駐車場迷い込み…カルガモ親子の救出劇 東京・昭島市
15日、東京・昭島市で、カルガモの親子の救出劇がくりひろげられました。
3羽の子ガモと不安そうに現場を見守るカルガモのお母さん。実は子ガモ9羽が立体駐車場の地下に落ちてしまい、目下救出中なのです。
警視庁や東京消防庁によりますと、15日午後2時すぎ、JR昭島駅から500mほど離れた共同住宅の立体駐車場にカルガモの子供が落ちてしまい、警察官8人と消防のポンプ車1台が出動して救出活動が行われました。
カルガモのお母さんと11羽の子どもたち。実はその2時間前には、昭島市民会館の近くで目撃されていて、そのときは警察官が見守る中、近くの会社の池に入って一安心されていました。
ところがまた歩きだし、青梅線の線路を右往左往しながら渡りだしたから大変。電車が行き交う中、警察官と一緒にやっとの思いで線路を越えたカルガモの親子。
しかし、ほっとしたのもつかの間、立体駐車場に迷い込み、9羽の子ガモたちが落ちてしまったのです。
近所の住人たちにも見守られ無事に救出された子ガモたちは、お母さんにかけより、休む間もなく駐車場をあとにしました。
歩くスピードがまちまちで、カルガモのお母さんも大変そう。その後も警察官や近所のひとたちに見守られながら、親子は安全に移動を続けたということです。