マイナカードでチケット不正転売防止 「ハロプロ」イベントで実証実験
あとをたたないイベントチケットの不正転売を防ごうと、デジタル庁がチケット販売システムの実証実験を行いました。
初の活用例となったのは「ハロー!プロジェクト」のイベントです。
新たなシステムはマイナンバーカードの本人確認機能を活用するもので、来場者は事前に発行された二次元コードとチケット購入の際にアプリで登録した顔認証でイベント会場に入場します。
参加者2万人以上のうち1割以上がマイナンバーカードを利用したということです。
1人1枚しか持つことができないマイナンバーカードにより、買い占めを防ぐことができ、運転免許証などを会場で確認するよりも運営コストを削減できるということです。
実証実験を行ったデジタル庁の穂坂副大臣は、新たなシステムを通じて「好きなものを純粋に楽しめる環境作りを支えていきたい」と話しました。