英の共同開発ワクチン 日本も臨床試験中断
イギリスのオックスフォード大学と大手製薬会社「アストラゼネカ」が共同で開発している新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験が日本でも一時中断されることになりました。
臨床試験が一時中断されたのは、オックスフォード大学とアストラゼネカが共同で開発しているワクチン「AZD1222」です。アストラゼネカによりますと、海外でこのワクチンを接種後、臨床試験の参加者に重い副反応が出た疑いがあるということです。
このワクチンは先月末から日本での臨床試験が始まったばかりでしたが、アストラゼネカでは日本を含めて一旦試験を中断し安全性を検証するということです。
このワクチンをめぐっては先月、日本政府とアストラゼネカとの間で、来年初めから1億2千万回分の供給を受けることで合意しています。