上智大生殺害24年 父のもとに焦げた遺品
東京・葛飾区で上智大生の小林順子さんが殺害された事件から、9日で24年です。父親の賢二さんは「彼女の夢がかなえられず悔しい」と胸の内を語りました。
1996年9月9日、葛飾区柴又の自宅で上智大学4年生の小林順子さんが殺害され自宅が放火された事件は、未解決のまま24年となりました。
今年、父親の賢二さんのもとには、警視庁から順子さんが大学時代に書いたリポートなど遺品の一部が返却されましたが、原稿用紙の端は焦げ、事件の凄惨さがうかがえます。
小林賢二さん(74)「将来語学を生かしてジャーナリズムの世界で仕事をしたい、そんな夢を持っていた。彼女の夢がかなえられないで悔しい」
9日午後には賢二さんらが現場近くの駅前に立ち、改めて情報提供を求めました。
【情報提供先】
警視庁亀有署特別捜査本部 03-3607-9051
(有力情報に懸賞金 最高で800万円)