開成高校“なりすまし登校”発覚 2人処分
東大合格者数39年連続1位の進学校として知られる東京の私立開成高校で、ことしの入学試験に合格した男子生徒と別の少年が、男子生徒になりすまして授業を受けていたことが発覚し、高校が2人を処分していたことがわかりました。
開成高校によりますと、問題の男子生徒はことし2月の入学試験で合格しましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、4月から始まったオンライン授業を別の少年が男子生徒になりすまして受講していました。
また、少年は6月末に対面での授業が始まったあともなりすまして通学していたということです。
夏休み明けの今月初旬、合格した生徒の出身中学校から引き継がれる「指導要録」が別の高校に送られていたことがわかり、なりすましが発覚したということです。
開成高校は2人の関係を明らかにしていませんが、合格した生徒を除籍処分に、なりすました少年を立ち入り禁止処分にしています。