東京オリパラ“円陣や歌ダメ”行動制限検討
東京オリンピック・パラリンピックの競技会場や選手村の新型コロナウイルス対策について、大会組織委員会がロッカールームでの行動制限などを検討していることが分かりました。
大会組織委員会が検討している感染症対策案によりますと、例えば飛まつ感染を防ぐためにロッカールームでは、円陣や大きな声で気合いを入れる、歌を歌うなどの行動を制限。また、選手村ではビュッフェ形式だった食事を個別に提供する方式に変更。フィットネスセンターや診療所では、時間制限や予約制などが検討されています。
また、競技別の対策としてボールボーイや飲み物を渡す人など審判やスタッフとの社会的距離の確保。サッカーの飲料水ボトルや体操の滑り止めの粉など今まで共有していた物の個人使用への切り替え。選手ベンチと審判席の配置変更などが検討されています。