案里被告裁判 克行被告、証人として初出廷
参議院議員の河井案里被告の裁判に、夫で、元法務大臣の克行被告が初めて証人として出廷しました。
克行被告が法廷に出廷しました。先月15日に自らの裁判がストップして以来、およそ1か月ぶりに法廷に姿をみせ、以前よりも少し痩せた姿でしたが、証言台に立ち大きなはっきりとした声で「河井克行です」と名乗りました。
公職選挙法違反の罪で起訴されている河井案里被告の裁判は、22日午後1時10分から開かれ、共犯で起訴されている夫で元法務大臣の克行被告が、証人として出廷しました。
克行被告は、案里被告の弁護側や裁判官に一礼して証言台に立ちましたが、その間、案里被告は一度も顔をあげることなくうつむき加減で、2人は目を合わせることはありませんでした。
その後、まず検察官からの尋問が始まってすぐに、「刑事被告人という立場におかれているので、必要なことについて今後、自分自身の裁判法廷で申し上げていきたい」「答弁を差し控えたい」と述べました。