“大麻グミ”問題 先月、東京・新橋でも男性が搬送されていたことが判明 一時意識不明に
いわゆる“大麻グミ”を食べた人が体調不良を訴えるケースが相次いでいる問題で、先月、東京・新橋の飲食店でグミを食べた男性が一時意識不明になっていたことがわかりました。
大阪市の会社が製造し、大麻成分に似た合成化合物「HHCH」が含まれているとの記載があるいわゆる“大麻グミ”をめぐっては、東京都内で今月に入りグミを食べた10代から50代の男女12人が体調不良を訴える事態となっています。
捜査関係者によりますと、先月7日にも港区新橋の飲食店で行われたイベントに参加した男性(31)がこのグミを続けて4個食べたところ、一時意識不明になり搬送されていたということです。
男性が食べたグミは知人の男性(34)が渋谷区恵比寿の飲食店で店員に「合法だ」と説明を受けて購入し、その後、男性の手に渡ったということです。
店に残されていたグミを警視庁が鑑定したところ、「HHCH」とみられる成分は検出されましたが、違法な成分は含まれていなかったということです。
また、同じ店から同じ時間帯に20代の男女2人が体調不良を訴えて搬送されていて、警視庁はこの2人もイベントに参加してグミを食べた可能性があるとみています。