JR東日本とJR東海 今年度は最終赤字へ
JR東日本とJR東海が決算発表を行い、いずれも今年度の最終損益が赤字になる見通しを発表しました。
新型コロナウイルスの影響により利用者が減少しているJR東日本は、9月までの中間決算の最終損益が2643億円の赤字となり、今年度の最終損益が4180億円の赤字になる見通しだと発表しました。赤字となるのは、発足後初めてです。
一方で、10月から「GoToトラベル」で東京発着が対象になったことなどにより利用者数は戻りつつあるとして、少しでも赤字幅を減らしていきたいとしています。
また、JR東海も決算発表を行い、今年度の最終損益が1920億円の赤字になる見通しだと発表しました。赤字となるのは連結決算の開示を開始した1989年以降、初めてです。