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秋元議員汚職 会社員の男が起訴内容認める

2020年11月12日 16:23
秋元議員汚職 会社員の男が起訴内容認める

衆議院議員の秋元司被告の汚職事件をめぐる証人買収事件で、起訴された会社員の男の初公判が開かれ、男は「間違いありません」などと起訴内容を認めました。

会社員の宮武和寛被告は、衆議院議員の秋元司被告と秋元被告の知人である松浦大助被告と共に、秋元被告の贈収賄事件の裁判で、贈賄側の中国企業元顧問にウソの証言を依頼して、現金500万円を渡そうとするなどした罪に問われています。

12日の裁判で、宮武被告は「間違いありません」と起訴内容を認め、秋元被告との関係については、「全く面識はなく、連絡先も知りません」などと話しました。

検察側は、「違法性を十分に認識していたにもかかわらず、松浦被告の誘いに応じ、極めて安易に犯行に及んだ」などと指摘し、懲役1年を求刑。弁護側は、執行猶予付きの判決を求めました。