犯罪被害者への給付金、大幅引き上げへ 警察庁が方針固める
警察庁は、犯罪被害者への給付金の支給額を大幅に引き上げる方針を固めました。
犯罪被害者への給付金をめぐっては、特に、子どもや、収入がない家族が亡くなった場合に遺族への支給額が低いといった指摘が出ていました。
このため警察庁は、遺族給付金の最低額を亡くなった被害者の年齢に関係なく引き上げるとともに、被害者の配偶者や子ども、両親に対してはさらに増額をする方針を固めました。
幼い子どもを亡くした両親への支給額は現状では320万円ですが、これを1000万円以上に引き上げることを想定していて、来年度の早い時期の施行を目指しています。