秋篠宮さま「結婚認める」考え変化?今後は
秋篠宮さまは、きょう11月30日に55歳の誕生日を迎え、記者会見で長女の眞子さまの結婚を「認める」と初めて明らかにされました。宮内庁担当の笛吹記者とお伝えします。
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Q.今回の会見で、初めてお二人の結婚を容認するお気持ちを公にされた秋篠宮さま。考えを変えられたということなのでしょうか――。
秋篠宮さまのスタンスは、変わっていません。“二人の合意のみ”と憲法にある「結婚」と、皇室の伝統・慣習によるもので、両家を結びつける「婚約の儀式」を、秋篠宮さまは明確に分けて考えられているということだと思います。
去年まで会見で述べるのは「婚約の儀式」についてにとどめ、実は「結婚そのもの」については発言を控えられていました。
眞子さまと色々と話されたということなので、お互いの気持ちはよく分かり合った上で、眞子さまの文書の公表があり、秋篠宮さまの結婚容認発言だったといえます。
「結婚を認める」とはっきり述べたのは親心であり、ある宮内庁幹部は、「眞子さまの幸せを一番に願っておられる」と話しています。
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Q.ご結婚はいつ頃?想定される時期と、そのために必要なことは――?
「まだ全く分かりません」と、幹部も話しています。新型コロナウイルスの状況もありますし、何より秋篠宮さまは結婚は認めるものの、誠意のある対応を求められました。
婚約の儀式を行うのか、また、皇室の身分を離れる時の一時金は、個人が辞退したいと言って、そう簡単な話ではありません。結婚後のお二人の生活基盤がどうなるのか、まだ課題は残されています。