眞子さまの結婚「認める」秋篠宮さま誕生日
秋篠宮さまは、きょう11月30日に55歳の誕生日を迎え、記者会見で長女の眞子さまの結婚を「認める」と初めて明らかにされました。
秋篠宮さま「結婚することを認めるということです。憲法にも結婚は両性の合意のみに基づいてというのがあります。本人たちが本当にそういう気持ちであれば、親としてはそれを尊重するべきものだというふうに考えています」
秋篠宮さまは、55歳の誕生日を前にのぞんだ記者会見で、延期されている長女の眞子さまと小室圭さんとの結婚についてこのように述べ、憲法を理由にして、初めて明確にお二人の結婚を容認する気持ちを公にされました。
一方で、秋篠宮さまは、「決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではないと思っている。娘も恐らく同じ気持ちを持っている」とお二人の結婚をとりまく状況が依然として厳しいという認識を示し、「実際に結婚する段階になったら、今までの経緯も含めて、きちんと話すことが大事なことだと思う」と話されました。
その上で、「結婚と婚約は違う」と述べ、憲法にある結婚は認めるものの、両家の約束にあたる婚約の儀式を行えるかどうかについては、含みを残されました。
一方、会見の中で、秋篠宮さまは、今月8日の「立皇嗣の礼」で去年から続いた代替わりの一連の儀式が終了したことに「安堵(あんど)した」と述べ、「皇嗣」となった心構えについては、「節目があったから変わるものではなく、以前と変わらず一つ一つのことを大切に務めていきたい」と話されました。
新型コロナウイルスに関しては、重症者や高齢の感染者が増える中、病院の受け入れ状況を案じ、医療従事者に感謝を示すと共に、「何とか早い時期に収束してほしい」と願われました。