皇居で 秋篠宮さま「立皇嗣の礼」
8日、皇居では秋篠宮さまが皇位継承順位第1位の皇嗣となられたことを内外に示す「立皇嗣の礼」が行われています。
秋篠宮ご夫妻は、8日午前9時過ぎ、長男の悠仁さまが見送る中、お住まいを出発されました。午前11時からは宮殿「松の間」で、「立皇嗣の礼」の中心儀式である「立皇嗣宣明の儀」が行われ、天皇の装束「黄櫨染御袍」を着用した天皇陛下が秋篠宮さまが皇嗣であることを宣明されました。
天皇陛下「本日ここに、立皇嗣宣明の儀を行い、皇室典範の定めるところにより、文仁親王が皇嗣であることを、広く内外に宣明します」
これに対し皇太子の装束「黄丹袍」姿の秋篠宮さまが決意の言葉を述べられました。
秋篠宮さま「立皇嗣宣明の儀をあげていただき、誠に畏れ多いことでございます。皇嗣としての責務に深く思いを致し、務めを果たしてまいりたく存じます」
「立皇嗣宣明の儀」は新型コロナウイルスの影響で今年4月の予定が、延期されていましたが、8日は出席者をおよそ50人に減らし、感染症対策をとった上で、開催されました。午後には、「朝見の儀」が行われる予定です。