秋篠宮さま立皇嗣の礼…両陛下からお言葉も
8日、皇居では、秋篠宮さまが皇位継承順位第1位の皇嗣であることを内外に示す「立皇嗣の礼」が行われました。
8日午前11時からは、皇居・宮殿「松の間」で「立皇嗣の礼」の中心儀式である「立皇嗣宣明の儀」が行われ、天皇陛下が秋篠宮さまが「皇嗣」であることを宣明し、国内外に示されました。
午後4時半からは、秋篠宮ご夫妻が天皇皇后両陛下に挨拶をする「朝見の儀」が行われ、秋篠宮さまがお礼の言葉を述べられました。
秋篠宮さま「立皇嗣宣明の儀をあげていただき、誠に畏れ入りました。皇嗣としての務めを果たすべく、これからも力を尽くしてまいりたく存じます。ここに謹んで御礼申し上げます」
天皇陛下「立皇嗣宣明の儀が行われたことを、誠に喜ばしく思います。これまでに培ってきたものを十分にいかし、国民の期待に応え、皇嗣としての務めを立派に果たしていかれるよう願っています」
皇后陛下「この度の御儀が滞りなく行われましたことを喜ばしく思います。どうぞ、これからもお健やかにお務めを果たされますように」
この「朝見の儀」に先立ち、秋篠宮ご夫妻は皇居にある宮中三殿に拝礼し、その際、秋篠宮さまは、陛下から8日に授けられたばかりの皇太子の守り刀「壺切御剣」を携え、儀装馬車で移動されました。
8日で、去年から続いた代替わりの一連の国の儀式は、全て終えたことになります。