“踏切で自殺”偽装殺人 ハンマーで殴打…洗剤を無理やり飲ませたか 3人を再逮捕
都内の踏切で自殺にみせかけて、電車と衝突させ男性を殺害したなどとして、男性の元勤務先の社長ら4人が逮捕された事件で、警視庁はこのうち3人について、男性の下半身をハンマーで殴りけがをさせたなどとして再逮捕しました。
警視庁によりますと、エムエー建装の社長・佐々木学容疑者ら3人は、2023年7月から9月にかけ、静岡県内で元同僚の高野修さんの下半身などをハンマーで殴りけがをさせた疑いや、都内の高野さんの自宅で食器用洗剤を無理やり飲ませた疑いなどが持たれています。佐々木容疑者ら3人の逮捕はこれで4回目です。
佐々木容疑者らは元同僚の野崎俊太被告と共謀して、2023年、高野さんを板橋区の踏切で自殺にみせかけ電車と衝突させて殺害したなどとして逮捕され、野崎被告と島畑容疑者が殺人などの罪で、佐々木容疑者と岩出容疑者は、監禁の罪で起訴されています。
警視庁は3人の認否を明らかにしていませんが、高野さんに日常的に暴行を加えたとみて詳しく調べています。