小田急“白いロマンスカー”に別れ 定期運行終了でファン涙
“白いロマンスカー”として親しまれた小田急電鉄の特急列車「VSE」が11日夜に定期運行を終え、多くの鉄道ファンが別れを惜しみました。
ロマンスカーのひとつ「VSE」は、2005年に小田急電鉄の箱根観光専用の特急としてデビューし、シルキーホワイトのカラーや高いドーム型の天井が人気を集めてきました。17年間でおよそ2000万人が乗車したということです。
しかし、車両の劣化や、主要な機器の更新が難しく、定期運行を終えることになり、涙を流すファンの姿もありました。
ファン「悲しいです。かっこいいボディーとかで」
ファン「仕事帰りにビールを買って乗っていたのをすごい思い出して、さみしい気持ちになりました」
今後は臨時ダイヤによるイベントなどで運行し、来年秋頃に引退するということです。