国土交通省は、経営が厳しいＪＲ北海道とＪＲ四国に対して、それぞれに１０００億円を超える財政支援を行うと発表しました。

国交省は２５日、経営難に陥っているＪＲ北海道とＪＲ四国に対して今年度末に期限を迎える財政支援を、来年度以降も継続して行うと発表しました。

２社は、新型コロナウイルスの影響で特に収益が悪化していて、ＪＲ北海道に対しては来年度からの３年間で１３０２億円、ＪＲ四国に対しては来年度からの５年間で１０２５億円を支援します。

赤羽国交相は午前の会見で「こうした額の支援をする意味を各社とも受けとめていただいて、経営改善努力、また新しいビジネスモデルの開発などに全力を尽くしてもらいたい」としています。

またＪＲ貨物に対しては来年度からの３年間で１３８億円を支援します。