コロナ変異株 アラブ帰国者など4例確認
イギリスなどで確認されている新型コロナウイルスの変異株について厚生労働省は、新たに4例確認されたと発表しました。
新たに国内で確認されたのは、先月24日にアラブ首長国連邦から帰国した50代の女性で、ウイルスはイギリスで確認された変異株だということです。
また、空港検疫で確認されたのは、29日に南アフリカ、ナイジェリア、アラブ首長国連邦からそれぞれ日本に到着した30代の男女3人です。分析の結果、南アフリカ、イギリスで確認されている変異株だったということです。
これで、国内で変異株が確認されたのは、25人となります。
一方、国立感染症研究所は、先月、空港検疫で感染が確認された人のサンプルから、変異したウイルスを分離することに成功しました。感染研は、分離したウイルスを国内外の研究機関に提供するほか、病原性が高まっているのか研究を進めているということです。