東京都の新型コロナ感染状況 前の週の約1.5倍、2週連続で増加 専門家「感染拡大のスピードに注意が必要」と懸念
東京都は新型コロナの感染状況の分析結果を発表し、定点医療機関あたりの感染者数が、前の週のおよそ1.5倍に増加しました。
25日に東京都が発表した分析結果によりますと、今月15日から1週間の都内の定点医療機関あたりの患者報告数は3.53人で、前週の2.4人の1.47倍と、2週連続で増加しています。専門家は「感染拡大のスピードに注意が必要」と懸念を示しています。
また、入院患者数は今月22日時点で702人と、前週の506人から200人近く増加しました。
専門家は「現時点では、医療提供体制に大きな負荷は見られないが、引き続き状況を注視する必要がある」としています。