【能登豪雨】発生から1週間…住宅4棟が押し流された現場で安否不明者の捜索続く
奥能登を襲った記録的な大雨から、きょう28日で1週間です。28日も安否がわかっていない人の捜索が続いています。
住宅4棟が押し流された、輪島市塚田川の河口付近の捜索現場に来ています。
28日は風が強く、高い波が海岸に押し寄せていて、捜索を阻んでいるのがわかります。
いまも捜索にあたっている方が手作業でスコップを使って泥をどかしたり、重機で流木を取り除いたりして、懸命に捜索活動に励んでいます。
午前6時ごろ始まった消防や警察、それに自衛隊や海上保安庁による捜索は520人余りと、27日よりさらに人数を増やして行われています。午前10時ごろには、ぺちゃんこになった車両や、黒色のズボンも見つかり、安否がわからない方の手がかりがないか、確認を進めていました。
最大100か所以上に上っていた孤立集落は、すべて解消しましたが、27日時点で456人が避難所に身を寄せていて、体調の悪化なども心配されます。