世界初「宇宙ゴミ」に15メートルまで接近 JAXAなど発表
世界で初めて「宇宙ゴミ」に15メートルまで最接近しました。
使われなくなった人工衛星やロケットの上段など宇宙空間に残る宇宙ゴミ=「スペースデブリ」の除去を目指すJAXAと宇宙ベンチャー企業のAstroscaleは、26日、除去の前段階として、実証衛星が「スペースデブリ」の周回観測を行い、さらに15メートルまで接近して一定の時間姿勢を維持することに成功したと発表しました。
JAXAなどによると、今回の成功は、公開情報で確認できる範囲で世界で初めてだということです。
今後は、2027年度に、デブリの除去を行う衛星を打ち上げ、実際の除去実験を行う予定です。
最終更新日:2025年2月26日 20:29