沖縄・宮古島沖で陸上自衛隊のヘリが消息を絶った事故で、1日夕方、隊員とみられる1人が民間のサルベージ船によって引き揚げられました。

防衛省関係者によりますと、機体の引き揚げ作業や隊員の救出活動が続いていた沖縄県宮古島沖で、民間のサルベージ船によって隊員とみられる1人が海中から引き揚げられたということです。取材の映像からも、1日午後5時半すぎ、1人が救助される様子が確認されました。

このあと、宮古島で自衛隊などが身元の確認などを進めるものとみられますが、海底で機体とともに発見され引き揚げが終わっていなかった1人かどうかは確認中だということです。

一方、機体については、つり上げのためのネットの上に海中で移動させる作業が行われたものの、引き揚げ自体は2日以降、天候をみながら実施される見通しです。