陸自ヘリ事故 海底で見つかった5人はいずれもヘリの機内で発見…行方不明の5人の捜索続く
沖縄県・宮古島沖での陸上自衛隊のヘリコプターの事故で、防衛省は新たに2人の死亡を確認したと発表しました。死者はあわせて4人となりました。
18日午前、宮古島沖に停泊した潜水艦救難艦「ちはや」では17日に引き揚げられた2人を乗せたとみられる自衛隊のヘリが離陸するのが確認されその後、宮古島の自衛隊基地に到着しました。
防衛省によりますと午前11時ごろ2人の死亡を確認したということでこのあと沖縄本島に遺体を搬送し検死や司法解剖を行うとみられます。
また海上自衛隊によりますと海底で見つかった5人はいずれもヘリの機内で見つかったということで、残る1人の引き揚げと行方不明の5人の捜索が続いています。
一方、海上保安庁は自衛隊の要請を受け大型測量船「平洋」による捜索を18日朝から開始しました。深海の地形を調べられる「マルチビーム測深機」を備え水深200メートルより深い場所の捜索にあたるということです。