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海底で発見の“隊員”新たに2人を引き揚げ 「マルチビーム測深機」で水深200m超の捜索へ 宮古島沖・陸自ヘリ事故

2023年4月18日 12:03
海底で発見の“隊員”新たに2人を引き揚げ 「マルチビーム測深機」で水深200m超の捜索へ 宮古島沖・陸自ヘリ事故

沖縄県・宮古島沖で消息を絶った陸上自衛隊のヘリコプターの捜索で、浜田防衛相は、新たに2人を引き揚げたことを明らかにしました。

「隊員全員が1日も早くご家族のもとに帰ることができるよう全力を尽くす所存であります」――浜田防衛相は、海底で発見した隊員とみられる5人のうち、新たに2人を引き揚げ、引き揚げたのは、合わせて4人となったことを明らかにしました。先に引き揚げられた2人については、死亡が確認されています。

18日午前、宮古島沖に停泊した潜水艦救難艦「ちはや」では、引き揚げられた2人を乗せたとみられる自衛隊のヘリが離陸するのが確認され、その後、宮古島の航空自衛隊分屯基地に着陸しました。

一方、海上保安庁は自衛隊の要請を受け、大型測量船「平洋」による捜索を18日朝から開始しました。深海の地形を調べられる「マルチビーム測深機」を備え、水深200メートルより深い場所の捜索にあたるということです。

自衛隊などは引き続き、海底に残る1人の引き揚げと行方不明の5人の捜索を続けています。

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