高速道路“規制箇所”での事故増加 「運転支援機能」の“過信”で…
NEXCO中日本がツイッターで公開した動画が話題となっています。
高速道路上の規制箇所へ猛スピードで突っ込んでくる車の映像です。看板や三角コーンをなぎ倒し、中には工事車両に衝突するトラックも映っています。NEXCO中日本はこうした事故が多発しているといいます。
映像を見た人たちからは、「こええ」、「何キロも前から案内が出てるのに…」、「免許返納事案」といったコメントが寄せられています。
映像では、どの車も事故前に減速する様子はありません。なぜ、工事などで規制された箇所へ猛スピードで突っ込むのか。NEXCO中日本によれば、居眠りなどのほか、近年増えた「運転支援機能」の過信による事故も考えられるといいます。
車間を保ったり、一定のスピードを維持したり、車の運転をサポートしてくれる便利な機能ですが、それを信じすぎるあまり、前方確認を怠ったり、スマホを見ながら運転したりと、危険な運転につながっているとみられます。
時速100キロで走行していた場合、1秒で進む距離はおよそ30mです。
NEXCO中日本は「ながら運転は『しない・させない・許さない』ようお願いします」と訴えています。