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コロナ禍で病院行きづらい“花粉症難民”も

2021年1月28日 19:53
コロナ禍で病院行きづらい“花粉症難民”も

これから悩む人が多くなる花粉症。東京では去年の1.8倍ほどの花粉が飛ぶといわれています。新型コロナウイルスの感染が心配で、病院に足を運びづらいという声もあります。



コロナ禍でも変わらずやってくる花粉。東京では去年の1.8倍の飛散量が見込まれるなど、ほとんどの地域で去年より多くの花粉が飛ぶと予想されています。花粉症の人からは今シーズンならではの悩みが。

花粉症の大学生(20代)「せきとかにもくるとコロナなんじゃないかっていう、どっちかわからなくなるという心配はあります」

花粉症の主婦(50代)「病院に極力足を運びたくない」

似たような症状が出ることもある新型コロナと花粉症。病院に行くのが不安な場合は電話やオンラインで悪化する前に受診することが大切だといいます。

また、かゆくて目をかいてしまうと目から感染するリスクも。めがねをつけると花粉やウイルスを防ぎつつ、あまり目をかかないようにできるということです。

さらに、感染対策の換気で花粉が室内に入るという悩みも。ホームセンターではこんな対策商品が。

DCMホールディングス 広報室マネジャー・関戸繁男さん「こちらが花粉をキャッチするレースカーテンになります」

窓から入る花粉などをキャッチできるレースカーテン(花粉キャッチレースカーテン 1958円~)。付着した花粉などは洗濯で落とすことができるといいます。

DCMホールディングス 広報室マネジャー・関戸さん「窓を開けたりという機会は多いと思いますけども、対策って形では一つの方法としてはあるんじゃないのかなと」

そして最も多く聞かれたのが――

花粉症の主婦(30代)「公共の場とかだと特にくしゃみとか視線が気になってしづらかったり」

周りの目を気にする声です。こうした中、通販サイトでは去年の6倍売れているという商品が。周りの人に花粉症だと知ってもらうためのはんこ。マスクなどにおすことができ、かわいらしいものからスタイリッシュなものまでデザインも様々です。

クリーマ・丸林耕太郎社長「チャーミングに伝える方法として、いいコミュニケーションなんじゃないかなって」

耳鼻科医はくしゃみやせきをするときはマスクの上から手で覆い、その後手洗いをするよう呼びかけています。

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