愛知県知事のリコール 署名8割以上が無効
愛知県の大村知事のリコールを求める署名を巡り、提出された署名のうち、8割以上が無効だったことがわかりました。
愛知県選挙管理委員会によりますと、大村知事のリコールを求めた署名を巡り調査していた全64団体の結果がまとまり、提出されたおよそ43万5000人分の署名のうち、8割以上となるおよそ36万2000人以上の署名が有効と認められなかったということです。
有効と認められなかった署名は同一人物が書いたと思われる署名などがあり、一部の自治体では、無効な署名が9割を超えていました。
愛知県・大村秀章知事「直接投票による選挙、有権者の署名による直接請求制度。この対になっているものの公正さが害された。民主主義の根幹を揺るがす由々しき事態だといわざるを得ない」
また、リコール運動の応援団として活動した名古屋市の河村市長は。
河村たかし市長「とんでもない話。徹底的に真相解明します」
河村市長は今後、警察に対し刑事告発をすると話し、選挙管理委員会も刑事告発についての協議を進める方針だということです。