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診療所などでのワクチン“個別接種”拡充へ

2021年2月9日 13:53
診療所などでのワクチン“個別接種”拡充へ

新型コロナウイルスのワクチンについて、田村厚労相は、「集団接種」に加えて行う、診療所などでの「個別接種」を地域の実情に応じて増やす考えを示しました。

ファイザーのワクチンは、まず、市区町村ごとの拠点施設で、マイナス75度の冷凍で保管し、そこから、地域の診療所などに冷蔵で分配します。

厚生労働省は、自治体向けの手引で、1か所の拠点施設から分配する診療所などは、最大で3か所程度としていましたが、田村厚労相は、9日朝の会見で、冷蔵での保管期限の5日以内に使いきる状況が作れれば、診療所などでの個別接種を拡充する考えを示しました。

田村厚労相「(冷蔵保管期限の)5日以内に打てるという環境、オペレーションを整えていただければ、それはそういうような対応(診療所での接種拡充)もあるのではないかということ」

厚生労働省は、早ければ9日にも、自治体に手引の改正を伝えます。