「何ら落ち度のない被害者の命を奪うことは許されない」勤務先の中学校近くで男性“殺害”中学校教諭の男(38)に懲役25年求刑
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2023年、東京・江戸川区の住宅に侵入し、住人の男性を殺害した罪に問われている中学校教諭の男に対し、検察側は6日、懲役25年を求刑しました。
東京・江戸川区立の中学校教諭・尾本幸祐被告は2023年2月、勤務先近くの住宅に侵入し、住人の山岸正文さんの顔や首などを刃物で複数回切りつけ殺害した罪に問われています。
6日に東京地裁で行われた裁判で、検察側は「被害者の手には尾本被告の血がついたマスクがかかっていて、犯行後にはアリバイ工作をしている」と指摘。そのうえで、「残忍極まりない冷酷な犯行であり、何ら落ち度のない被害者の尊い命を奪うことは到底許されない」として、尾本被告に懲役25年を求刑しました。
一方、弁護側は「事件当時尾本被告は自宅にいて、殺害する動機も皆無だ」とし、マスクについては「事件とは別の日に被害者の自宅を訪問した時に渡したものだ」として無罪を主張しました。
判決は今月28日に言い渡されます。
最終更新日:2025年2月6日 20:09