大阪府“時短要請”飲食店から不安の声も
新型コロナウイルスの緊急事態宣言について大阪府は、今月末での宣言解除を国に要請すると決めましたが、時短要請を受けている飲食店からは、依然、不安の声があがっています。
大阪府は、19日に開かれた新型コロナウイルス対策本部会議で、専門家から「来週半ばの解除要請は妥当」と前向きな意見が出たことから、今月末での緊急事態宣言の解除を国に要請することを決めました。
宣言が解除された場合、飲食店への時短要請は、対象を大阪府全域から大阪市内の繁華街に狭めて、営業時間を現在の午後8時までから、午後9時までとし、段階的に解除していく方針です。
大阪・梅田にあるすし店は解除後も時短要請が続くことに不安を募らせています。
魚心本店 店長・村田鉄平さん「お客様が集まる時間帯が外れてくるので、売り上げに関しては十分にはならないと思います」
吉村知事は、要請は兵庫県や京都府と足並みをそろえるとしていて、来週にも協議する意向です。