高齢者向け集団接種を前に訓練 埼玉
4月に始まる高齢者向けの新型コロナウイルスのワクチン接種を前に、実際に接種会場となる埼玉県内の施設で訓練が行われました。
戸田市で行われた高齢者向けの集団接種の訓練には、医師や看護師、そして高齢者の市民らあわせておよそ50人が参加しました。
高齢者は医師の予診を受け、問題なければ接種を受けることになりますが、予診と接種の2つのブースを移動する場合と、同じブースにとどまり予診と接種を行う医師らが交互に来て対応する場合の2つのパターンで所要時間を比較しました。
また、副反応が出た人を担架で救急車に搬送する手順などを確認しました。
訓練を専門家がチェックした結果、会場に来た高齢者が体調不良で接種を辞退した場合や、予診で時間がかかったときの想定が不十分だとの課題が指摘されたということです。