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ディズニーランドの夜…配られたひじきご飯

2021年3月4日 8:11
ディズニーランドの夜…配られたひじきご飯

東日本大震災からまもなく10年。あのとき食べた「ごはん」で思い出す、震災の記憶を「#はじまりのごはん」としてお伝えします。今回は「ひじきご飯」です。
◇ ◇ ◇
都内に住む原雄司さん。あの日、家族でいた場所はディズニーランド。
地震の影響で道路が損壊し、園内で夜を明かしました。

原雄司さん
「すぐ寝ちゃったよなテーブルの下で」

原さんの息子 琉ノ将(しゅうのすけ)くん
「そうなの?」

4歳だった琉ノ将くんは中学生になりました。
そんな原さん一家の“はじまりのごはん”。

原雄司さん
「ひじきご飯を配っていて」

原さんの妻
「食べられる状況ではないと思っていたので本当に嬉しかったです」

当時、妻のお腹の中にいた娘の碧古都(みこと)ちゃんは、現在9歳。
当時のアルバムを見ると。

原さんの娘 碧古都(みこと)さん
「ねえ碧古都は?」

原さん夫妻
「碧古都はいないよ。お腹の中だから」

【#はじまりのごはん】

「あの日、何食べた?」――。その問いかけで思い出す、3.11から10年の記憶。コンビニでやっと買えたおにぎり、水でふやかしたカップ麺。あなたの震災「#はじまりのごはん」を共有しませんか。ハッシュタグをつけた投稿を『news zero』で紹介させてください。