民家に現れた「カメ」 庭で驚きの行動に 佐賀市
佐賀市の民家に突如、「カメ」が現れました。庭で穴を掘り、驚きの行動に出ます。
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佐賀市内の民家の庭にいた生物。頭をスッポリ隠していますが、立派な甲羅を持つ「カメ」です。突然の“珍客”に子供も興味津々でした。
すると――
カメが体を動かすと、白い物体がポロリ。なんと、庭で産卵を始めたのです。その様子を間近で目撃した、この家の咲羽ちゃん(6)は「ビックリした」と取材に答えました。
動画を撮影した山田あすみさん
「ドアを開けた時に、庭の方にカメがいて。そうしたら卵が産まれてたね」
娘 咲羽ちゃん(6)
「うん」
山田あすみさん
「卵を4つくらい、カメが産んでいました」
専門家によると、このカメは外来種の「ミシシッピアカミミガメ」だということです。動画の撮影者によると、カメは庭に穴を掘り、約2時間かけ4つほどの卵を産んだといいます。
山田あすみさん
「庭は天然芝を敷いているんですけど、根が張っているので、なかなか掘るのは大変なんですけど、すごい脚力だなと感じました」
カメはその後、穴を埋め近くの川へ入っていったということです。
佐賀県はミシシッピアカミミガメについて、サルモネラ菌などによる食中毒の原因や、かみつかれる恐れがあるため、むやみに触らないでほしいと呼びかけています。