震災あす10年 警察が行方不明者を捜索
東日本大震災から11日で10年になるのを前に、宮城県沿岸部では警察による行方不明者の捜索が行われています。
捜索は10日、県内10か所で一斉に実施され、仙台市の海岸でも警察官が行方不明者の手がかりを捜しました。
宮城県警によりますと、東日本大震災での県内の死者は9544人にのぼり、依然として1214人が行方不明のままです。
また先月、東松島市で見つかった遺体の身元が判明し10日、遺骨が家族に引き渡されました。身元が判明したのは奥山夏子さん(当時61)で、DNA型鑑定などにより特定されたということです。
長男・奥山英樹さん「10年を迎えるにあたって発見して頂いたことは、母がいなくても私一人でやっていけるというメッセージだと思います」