台風6号は、6日の明け方にかけて、沖縄・奄美にかなり接近する見込みです。動きが遅いため、長い時間、暴風や大雨が続くおそれがあります。7日以降は進路を北に変え、再び強い勢力となって、九州から四国に接近し、上陸するおそれがあります。

6日に予想される最大瞬間風速は、沖縄・奄美で45メートルとなっていて、走行中のトラックが横転するくらいの猛烈な風が吹くおそれがあります。

また、6日夜遅くまでの予想雨量は、奄美と九州南部で300ミリ、沖縄で250ミリ、四国で180ミリなどとなっています。沖縄から九州南部では線状降水帯が発生するおそれがあり、予想を上回る大雨となるおそれもあります。暴風や高波、大雨などに厳重な警戒が必要です。

一方、5日は、九州から東北で猛烈な暑さとなりました。福島・伊達市梁川では、最高気温が今年全国で初めて40℃に達しました。6日も、西日本から東北の日本海側を中心に猛烈な暑さが予想されています。昼夜を問わず、熱中症対策をしてください。