“みんなを笑顔に”上空にニコちゃんマーク
こちらは栃木県内で23日の昼過ぎに撮影された映像です。青空に大きなニコちゃんマークが描かれています。
実はこのマーク、飛行機から出るスモークを使って表現されたもので、世界的に活躍するエアレースパイロットの室屋義秀さん(48)が企画し自ら操縦して描いています。
室屋さんは、コロナ禍などでうつむきがちな状況が多い中、空を見上げることで少しでも明るい気分になってもらえたらという思いから活動しているといいます。
室屋さんはこれまで福島県や静岡県などで5回にわたり活動を行い、6回目となる今回は正午からのおよそ1時間の間に、栃木県の佐野市や宇都宮市などで8つのマークを描きました。
ニコちゃんマークを描くためには、飛ぶ経路を綿密に計算し、その通りに飛ぶための正確な技術が求められるといいます。
SNS上では「元気をもらいました」「楽しい気持ちになった」など感謝の言葉が相次いで投稿されています。
室屋さんは、皆さんに笑顔になってもらうため、今後も活動を続けていくということです。