東京オリンピック・パラリンピックの国内観客数の上限について、組織委員会の橋本会長は、６月に決定する選択肢があるとし、決定時期を先送りする考えがあることを明かしました。

橋本会長「適切な判断をするためには、少し時間がかかるかもしれないし、感染状況をみながら決めていかないといけない」

ＩＯＣ（＝国際オリンピック委員会）の理事会後に行われた会見で、橋本会長は、今月末に方向性を示すとしていた国内の観客数の上限について、６月に最終決定する選択肢があるとの認識を示しました。

橋本会長は、「刻々と変化する感染状況において、専門的知見から意見を聞いて調整していく必要がある」と述べ、来週２８日にも開かれる予定の５者協議で、決定時期について議論するものとみられます。