“世界最大級”の花が咲く そのニオイは…
「7年に1度」しかお目にかかれないとも言われる“ある貴重な花”。
貴重な花を見た女性
「大きいですね。なかなかない花ですね、大きさが」
“世界最大級”とされる花、「ショクダイオオコンニャク」が24日夜、東京・調布市の植物園で咲いたのです。
身長168センチの番組スタッフと比べると、その巨大さがわかります。根っこの部分もいれると、およそ3メートル50センチにもなるこの花。最大の特徴は…
花を見た男性
「ゴミのにおい」
過去に取材したとき、記者がかいでみると、“腐ったゴミのような強烈なにおい”に思わずむせてしまいました。
なぜ悪臭を放つのでしょうか?
都立神代植物公園 松井映樹園長
「(においで)昆虫を呼び寄せて、花粉を媒介すると言われています」
においで虫をおびき寄せ、受粉の手伝いをしてもらうためだといいます。
このにおいに引き寄せられるのは、虫だけではなく、開花する度に、においをかぎに訪れる客もいるということです。