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“世界最大級”の花が咲く そのニオイは…

2021年6月25日 19:06
“世界最大級”の花が咲く そのニオイは…

「7年に1度」しかお目にかかれないとも言われる“ある貴重な花”。

貴重な花を見た女性
「大きいですね。なかなかない花ですね、大きさが」

“世界最大級”とされる花、「ショクダイオオコンニャク」が24日夜、東京・調布市の植物園で咲いたのです。

身長168センチの番組スタッフと比べると、その巨大さがわかります。根っこの部分もいれると、およそ3メートル50センチにもなるこの花。最大の特徴は…

花を見た男性
「ゴミのにおい」

過去に取材したとき、記者がかいでみると、“腐ったゴミのような強烈なにおい”に思わずむせてしまいました。

なぜ悪臭を放つのでしょうか?

都立神代植物公園 松井映樹園長
「(においで)昆虫を呼び寄せて、花粉を媒介すると言われています」

においで虫をおびき寄せ、受粉の手伝いをしてもらうためだといいます。

このにおいに引き寄せられるのは、虫だけではなく、開花する度に、においをかぎに訪れる客もいるということです。