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“ふれあい”大切にした1年、皇后さま61歳に 愛子さまへの思いつづる

2024年12月9日 11:55
“ふれあい”大切にした1年、皇后さま61歳に 愛子さまへの思いつづる

皇后さまは12月9日に61歳の誕生日を迎えられました。今年は各地を巡られた皇后さま。“国民とのふれあい”を大切にされた1年となりました。

   ◇

9日午後、天皇陛下とともににこやかに手を振りながら、上皇ご夫妻のお住まい、仙洞御所へと入られた皇后さま。この日、61歳の誕生日を迎えられました。秋篠宮ご夫妻や愛子さま、佳子さまなどの皇族方から、お祝いの挨拶を受けられた皇后さま。今年は、“国民の中に入り”ふれあいを大切にされた1年となりました。

誕生日に際してよせた文書による感想で、皇后さまがまず触れられたのは、元日に発生した能登半島地震です。

「多くの人々がこのような大きな試練に直面していることに、心が締め付けられる思いが致しました」

両陛下は今年3月と4月、2か月連続で被災地・能登をご訪問。腰を落とし、被災した一人ひとりと会話をされる姿が見られました。

皇后さま(石川・輪島市、今年3月)
「お二人暮らし?」

避難者
「そうです」

皇后さま
「お母さまと?」

天皇陛下
「大変でございましたね」

皇后さま
「怖い思いをされましたね」

悲しみを受け止め、近くに寄り添い、時には喜びも、ともに分かち合われました。

パリオリンピック・パラリンピックの選手団や、メジャーリーグ大谷翔平選手の活躍も目立った今年。両陛下主催で行われた秋の園遊会では、こうした“若い人たち”との交流を楽しまれました。陸上・女子やり投げの北口榛花選手とは…

皇后さま
「1投目というのは難しいものなんですか」

パリ五輪 陸上女子やり投げ金メダル・北口榛花選手(26)
「1投目でどれだけ投げられるかで、後の選手のプレッシャーも変わってくるので」

スケートボードの男子ストリートで2連覇を達成した堀米雄斗選手と女子ストリートの吉沢恋選手らとは…

皇后さま
「子供の頃はスケートボード、滑るだけは滑ったことがあるんです。友達が持っていて、家の前が坂になっていたので、そこでこういう感じで滑ってただけなんですけど」

パリ五輪 スケートボード女子金メダル・吉沢恋選手(15)
「一緒に滑れますね」

   ◇

また、両陛下の思い出の地、イギリスを訪問されたのは今年6月です。お二人はかつて、オックスフォードに留学されていました。

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