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ニワトリやエミューも…鳥インフル確認で殺処分続く 北海道

2022年4月18日 16:40
ニワトリやエミューも…鳥インフル確認で殺処分続く 北海道

北海道の養鶏場などで高病原性鳥インフルエンザが確認され、ニワトリなどの殺処分が続けられています。住民からは不安の声が聞かれました。

高病原性鳥インフルエンザが確認された白老町の養鶏場では、18日も道や自衛隊などによるニワトリの殺処分が続けられています。飼育する52万羽のうち18日正午までに51パーセントにあたる約26万4000羽が処分されました。完了は今月26日前後になる見通しだということです。

町民「正直かわいそう。数が数ですからね、それ以外言葉はない」

一方、網走市の農場では、午前11時にエミュー486羽とニワトリ115羽の殺処分が完了しました。現在は、死がいを埋める作業や消毒作業が進められています。

道は、感染拡大防止に向けて、引き続き、防疫措置を強化する方針です。

北海道・鈴木知事「現場で防疫作業にあたっている皆さま、事故のないよう万全を期していただきますようお願いしたい」

鈴木知事は19日、白老町で町長と会談し、現地の状況を確認する予定です。